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2014年1月

福島第一原子力発電所の廃止措置に向けた2-$ \textcircled{1} $-1建屋内遠隔除染技術の開発; JAEAにおけるサンプルの詳細分析結果

JAEA-Research 2013-025
  • 前田 宏治
  • ,
  • 佐々木 新治
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  • 熊井 美咲
  • ,
  • 佐藤 勇
  • ,
  • 須藤 光雄
  • ,
  • 逢坂 正彦

開始ページ
123
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2013-025

福島第一原子力発電所の廃止措置に向けた研究開発課題「2-$ \textcircled{1} $-1建屋内の遠隔除染技術の開発」のなかで、1号機から3号機の原子炉建屋において採取したサンプルについて性状把握(遊離性,固着性,浸透汚染)を目的とした現地分析が実施された後、日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターにある照射燃料集合体試験施設(FMF)へ代表的なサンプルを輸送し、汚染の広がりや汚染の浸透を把握するための詳細分析をFMF及び照射燃料試験施設(AGF)で実施した。特に、床コンクリート保護用のエポキシ塗膜とコンクリート内部について主な汚染源となっているセシウムの浸透状況を調査した。サンプルの詳細分析の結果、2号機原子炉建屋の汚染状況が1, 3号機のものと異なること、床コンクリートの上面を保護するエポキシ塗膜がコンクリートへの汚染の浸透を抑制すること、床コンクリート表面を保護する塗膜に1mm以下の局所的な汚染の侵入があることがわかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2013-025
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5042377
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2013-025

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