MISC

2014年10月

チェレンコフ光を用いた炉内監視システムの開発,5

KURRI Progress Report 2013
  • 大塚 紀彰
  • 武内 伴照
  • 山本 圭一
  • 柴田 晃
  • 木村 伸明
  • 竹本 紀之
  • 谷本 政隆
  • 土谷 邦彦
  • 佐野 忠史*
  • 宇根崎 博信*
  • 藤原 靖幸*
  • 高橋 佳之*
  • 中島 健*
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開始ページ
終了ページ
215
記述言語
英語
掲載種別

チェレンコフ光を用いたリアルタイム原子炉内情報計測技術を確立するために、京都大学研究用原子炉(KUR)にて、原子炉出力変更時及び定常運転時におけるチェレンコフ光のCCDカメラによる観察を行い、映像の輝度値と炉出力の関係性を調べた。その結果、炉出力が2-3MW以上になるとG及びB輝度信号は最大値である255に達して飽和するピクセルが存在することによってハレーションが生じることが分かった。そこで、KUR最大出力の5MWでも飽和しないR輝度信号を用いて、適切な比例係数を掛けてG及びB輝度信号値を求める補正を行ったところ、全輝度値は炉出力と比例することがわかった。これらの結果、チェレンコフ光を利用して炉出力を見積もる手法の見通しを得た。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5046467
ID情報
  • ISSN : 0919-1038

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