2021年8月18日
流入下水アナモックス処理における 低DO操作による亜硝酸蓄積特性
第58回下水道研究発表会講演集
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- 巻
- 58
- 号
- 開始ページ
- 731
- 終了ページ
- 733
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- 出版者・発行元
- 日本下水道協会
流入下水を対象とした同時亜硝酸生成・アナモックスMBBRにて、立上げ実験(実験Ⅰ)を行った。さらに、硝酸が生成する状態から、亜硝酸蓄積がなされる状態に転換させることを試みた(実験Ⅱ)。亜硝酸蓄積のために、AOBの酸素半飽和定数がNOBのそれよりも小さいという報告を基に、DO濃度を低く抑えた。低DO条件が続くとニトロスピラの酸素親和性が増して増殖するとの研究報告があり、本研究でも同様の現象がみられたが、実験Ⅰでは、運転開始後200日以上亜硝酸の蓄積がなされた。実験Ⅱでは、40~60日後に亜硝酸の蓄積が始まり、その状態が50日間程度継続した。