2017年8月30日
メタノール排水を対象としたpHとナトリウムの影響を組み込んだ嫌気性消化モデル
EICA : journal of EICA : 環境システム計測制御学会誌
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- 巻
- 22
- 号
- 2
- 開始ページ
- 4
- 終了ページ
- 11
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 環境システム計測制御学会
メタノールを含有する蒸留排水を対象とするメタン発酵処理を安定的に行うことを目的に,pHとナトリウム濃度の影響を組み込んだ嫌気性消化モデルを開発した。回分処理試験においてガス発生速度に対するNa とpH の影響は,Na の半飽和定数に対するpH のスイッチング関数で表現でき,Na 濃度を高くすることで低pH での阻害を緩和できることが分かった。開発したモデルはアルカリ廃液を用いた連続処理試験の結果をよく再現でき,処理水pH 7.2 以下の範囲で開発モデルの有効性を検証できた。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1342-3983
- CiNii Articles ID : 40021370327
- CiNii Books ID : AA11822903