MISC

2010年10月

カルシウムを添加したウランのレーザーブレークダウン発光分光分析; レーザー光強度依存性(受託研究)

JAEA-Research 2010-036
  • 赤岡 克昭
  • ,
  • 丸山 庸一郎
  • ,
  • 大場 正規
  • ,
  • 宮部 昌文
  • ,
  • 音部 治幹
  • ,
  • 若井田 育夫

開始ページ
14
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2010-036

低除染TRU燃料の非破壊・遠隔分析技術開発における組成・不純物分析の最適化を目的として、レーザーブレークダウン発光分光法(LIBS)を酸化カルシウムを不純物として含有するウラン酸化物試料に適用し、発光スペクトルの出現特性を測定した。ブレークダウンレーザーの強度をパラメータとしたアブレーション量の評価や時間分解分光測定から、プラズマ励起温度,スペクトル幅,スペクトル強度に及ぼすレーザー強度の依存性を求めた結果、レーザー強度が5mJ未満の場合はプラズマ温度による影響が大きく、5mJ以上ではアブレーション量による影響が支配的であることを見いだした。安定した強度で十分幅の狭いスペクトルを得るためには、5mJのレーザー光強度で試料を照射すればよいことがわかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2010-036
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5025639
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2010-036

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