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2010年7月

フェムト秒レーザーをアブレーションに用いたダブルパルスブレークダウン発光分光におけるGdプラズマの発光特性に大気プラズマが与える影響(受託研究)

JAEA-Research 2010-003
  • 丸山 庸一郎
  • ,
  • 大場 正規
  • ,
  • 赤岡 克昭
  • ,
  • 宮部 昌文
  • ,
  • 若井田 育夫

開始ページ
19
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2010-003

低除染TRU燃料の非破壊・遠隔分析技術開発における元素組成・不純物分析法の高感度化を目的として、フェムト秒レーザーをアブレーションに用いたダブルパルスブレークダウン発光分光法の基礎特性を調べ、アブレーションプラズマと大気プラズマとの空間的な位置関係に関する最適な発光条件を明らかにした。測定試料にウランを摸擬した金属Gdを用い、発光強度のアブレーションレーザー集光位置,大気プラズマの試料表面からの生成位置,大気プラズマとアブレーションプラズマの相対位置等の依存性を測定し、最適な条件を見いだした結果、従来のシングルパルスによる発光法に比べ、最大約200倍高い発光強度を得た。さらに、大気プラズマを生成する再加熱レーザーのパルスエネルギー依存性から、本法によってスペクトル幅の広がりを抑えながら高い発光強度が得られることも明らかにした。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2010-003
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5022943
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2010-003

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