2016年4月 - 2019年3月
血液検査が可能な精神疾患のバイオマーカーとしての脳型脂肪酸結合タンパク質の検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 16K19189
- 体系的課題番号
- JP16K19189
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 4,030,000円
- (直接経費)
- 3,100,000円
- (間接経費)
- 930,000円
- 資金種別
- 競争的資金
統合失調症や双極性障害、うつ病といった精神疾患において客観的評価を可能にする決定的なバイオマーカーとなる分子は今のところ報告されていない。本研究ではこれらの疾患を対象に、予備的検討により心理的なストレスと相関が示唆された脳型脂肪酸結合タンパク質B-FABPに着目して、血液中の濃度と疾患及び症状との相関を分析した。その結果、この分子がこれらの疾患の発症リスク、及び統合失調症の症状に相関することが明らかになり、B-FABPが精神疾患の客観的評価に有用な分子であることが示された。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 16K19189
- 体系的課題番号 : JP16K19189