論文

2013年3月

語彙分解によるアスペクトの分析

トークス = Theoretical and applied linguistics at Kobe Shoin : 神戸松蔭女子学院大学研究紀要言語科学研究所篇
  • 郡司 隆男

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1
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19
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
DOI
10.14946/00001121
出版者・発行元
神戸松蔭女子学院大学学術研究会

本稿では、単純動詞に語彙分解による複合的な意味表示を与え、それにより、アスペクトに関する修飾語の解釈可能性が予測されることを示す。特に、このような語彙分解の考え方を日本語の「出す/出る」に適用した、今泉・郡司(2002) を踏まえ、これらの動詞および関連する動詞群の振る舞いを考察する。また、非対格の他動詞と考えられる動詞も考察し、これらを一種の受動と考えることにより、「出る/出す」と同様の一貫した扱いができることを示す。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14946/00001121
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009552215
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11200630
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/028582840
URL
http://id.nii.ac.jp/1044/00001121/
ID情報
  • DOI : 10.14946/00001121
  • ISSN : 1343-4535
  • CiNii Articles ID : 110009552215
  • CiNii Books ID : AA11200630

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