2014年4月
燃料デブリ取り出しに向けた臨界安全における課題; 燃料デブリの性状に関する知見と検討
日本原子力学会誌
- 巻
- 56
- 号
- 4
- 開始ページ
- 235
- 終了ページ
- 239
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本原子力学会
東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置を進めるためには、燃料デブリ取り出し時及び取り出し後の臨界安全管理が必要である。燃料デブリの臨界安全管理技術開発においては、燃料デブリの単位大きさ、気孔率、燃料と制御材料や構造材との混合状態、燃焼度分布、核分裂生成物の残存率等に関する情報が重要である。本報告においては、シビアアクシデント時の燃料及び炉心構成材料の挙動やスリーマイル島発電所2号炉から採取した燃料デブリの特性に関する知見を整理し、臨界安全管理の観点から福島第一原子力発電所で形成された燃料デブリの性状について検討する。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1882-2606
- CiNii Articles ID : 40020054424
- CiNii Books ID : AN00188477