2014年9月
4点曲げ試験を用いた破裂,酸化,急冷されたジルカロイ被覆管の耐破断性能評価
Journal of Nuclear Science and Technology
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- 巻
- 51
- 号
- 9
- 開始ページ
- 1125
- 終了ページ
- 1132
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1080/00223131.2014.912968
軽水炉燃料のLOCA条件及びLOCA後の冷却条件での耐破断性能を評価するために、破裂,高温酸化,急冷させた未照射ジルカロイ被覆管に対する4点曲げ試験を行った。曲げ試験手法は、破裂領域に対して均一な曲げモーメントが働くよう、破裂側に引張応力が働くように設計した。破断時曲げモーメントは酸化量だけでなく、酸化温度や水素濃度の増大に伴って減少した。設計基準地震動から予想される曲げモーメントとの比較から、高温での酸化量が15\%ECR、すなわち我が国のLOCA基準以下であれば、LOCA後の冷却時に地震があった場合にも被覆管は破断しないと考えられる。
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- DOI : 10.1080/00223131.2014.912968
- ISSN : 0022-3131