共同研究・競争的資金等の研究課題

2020年4月 - 2025年3月

信頼性・安全性トラブル未然防止へのモバイルIoTモニタリングシステムの開発と展開

日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

課題番号
20H02387
体系的課題番号
JP20H02387
配分額
(総額)
16,640,000円
(直接経費)
12,800,000円
(間接経費)
3,840,000円

1.未然防止予測七視点・ホワイトモード WMの探求:昨年度までの製品安全,輸送システム,医療安全の三分野に加え、コロナ感染阻止に関する社会品質に関しその品質要素の検討、ブラックモードとホワイトモードWMの抽出の検討を行い、未然防止予測七視点を深化させた.
2.信頼・安心へのスキーム構築とシーソモデルによる動機付け方法の検討:Withコロナへの社会品質確立を目的に、米国50州とワシントンDC特別区の陽性者数・死亡者数データを基にマスク着用の効果(論文[1])、ならびにワクチン接種効果の分析を行なった(論文[1],論文[4]).また、行動分析学の視点から、ワクチン接種に関する効果と副反応、マスク着用への効果と手間・慣習の打破に関し考察を行い、シーソモデル七視点の深化を図り、行動変容への仮説を構築した.
3.未然防止予測七視点に基づくモバイルIoTモニタリングシステムの企画・構想:S化学工業(株)の建築労災事例の分析を行い,ルール不遵守による労災が過半数を占めることをつきとめ、これを打破するべくIoTの活用とともに行動分析学の視点より考察を行った.その結果、現場巡視やモバイルチャット管理において、現状の監督者への「指示をしたか」から「指示後、行動観察しアクションしたか」の活動へのレベルアップが重要であるとの仮説を構築した.
4.新型コロナ感染拡大防止に向けての応用と深化:COVID-19の感染拡大防止に向け,上記1.2.の分析に基づき、信頼・安心へのスキームの3つの七視点からの検討を継続した.

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20H02387
ID情報
  • 課題番号 : 20H02387
  • 体系的課題番号 : JP20H02387