北海道幌延地域の原位置岩盤における炭酸水注入実験
資源・素材学会関西支部第18回若手研究者・学生のための研究発表会
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- 開催年月日
- 2021年12月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- online
- 国・地域
- 日本
本研究では、幌延深地層研究センター深度350m西周回坑道において坑道壁面より1m程度の2本のボーリング孔を掘削し、炭酸水の注入試験を実施した。1本のボーリング孔では炭酸水のみを注入し、もう1本のボーリング孔では炭酸水に加えセメント系材料の粉末を注入した。炭酸水のみを注入したボーリング孔では僅かな透水性の変化が確認された。セメント系材料および炭酸水を注入したボーリング孔では粉末による目詰まりおよびその解消によるものと考えられる透水性の変化が確認された。