原子力機構-東海タンデム加速器の現状
平成28年度日本原子力学会北関東支部若手研究者発表会
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- 開催年月日
- 2016年4月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東海
- 国・地域
- 日本
2015年度における東海タンデム加速器の利用運転は、放電による加速管の不調もあり、例年に比べ10$\sim$20日減となり141日であった。2015年より非密封RIをターゲットとして使用可能である第2照射室の利用を開始しており、2016年にはクラスタービーム、鉛直ビームの利用が可能である垂直実験室の利用開始を予定している。また、現在開発を進めている光学シミュレーションの発達により、新たなイオンビーム(184W$^{40+}$)のハンドリングに成功した。開発により新たな利用が進む反面、老朽化によるトラブルも発生しており、近年では配管の減肉による破裂や冷却水漏れ等が目立っており、2015年度は電磁石冷却水配管類の一斉更新を行った。