基本情報

所属
筑波大学 数理物質系 物理学域(プラズマ研究センター) 教授
京都工芸繊維大学 電気電子工学系 教授
学位
博士(工学)(1997年3月 大阪大学)

連絡先
himuraprc.tsukuba.ac.jp
研究者番号
30311632
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0002-9425-7821
J-GLOBAL ID
200901013673509560
researchmap会員ID
1000256358

外部リンク

プラズマ学およびその関連分野、その中でもプラズマ物理と応用に興味を持っています。プラズマの数密度と温度が変化するダイナミックレンジは何桁にもおよんでおり、一言「プラズマ」と言っても核融合反応を起こす燃焼プラズマから、髪の毛の太さの1000分の1を精度よく加工する低温プラズマなど様々あります。(1)荷電分離による自己電場の復元力は強いので、プラズマは全体として電気的に中性であり結果としてイオン群と電子群は一緒になって動くとされています。しかしながら、私はこのプラズマの常識に疑問を持ち続けています。この常識をくつがえす状態が存在することを理論的には明らかにしています。これを実証できればプラズマの教科書を書き変えることができます。この研究の応用先は、前述の核融合プラズマや宇宙プラズマのような磁化プラズマの動力学や輸送現象の理解の深遠につながります。(2)低温プラズマ、つまり、反応性ラジカルを用いる半導体3次元立体ナノプロセスの性能を劇的に向上させる新奇プロセス方式や、新奇化学反応プロセスは、グリーンイノベーションやカーボンニュートラルに直接貢献するテーマです。


主要な委員歴

  47

主要な論文

  118

MISC

  330

書籍等出版物

  2

講演・口頭発表等

  60

担当経験のある科目(授業)

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  23

学術貢献活動

  1

社会貢献活動

  3

メディア報道

  1

その他

  3