MISC

2015年

土壌動物の造巣活動が土壌からの二酸化炭素放出に及ぼす影響

日本森林学会大会発表データベース
  • 大橋 瑞江
  • ,
  • Sasitorn Hasin
  • ,
  • 久米 朋宣
  • ,
  • 橋本 佳明
  • ,
  • 山田 明徳
  • ,
  • 吉藤 奈津子
  • ,
  • 山根 正気

126
0
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本森林学会

生態系の炭素循環において、土壌から発生する二酸化炭素(CO<sub>2</sub>)は土壌呼吸と呼ばれ、光合成の次に大きな炭素の流れである。温帯や亜寒帯の森林における土壌呼吸は、温度変化に依存した変動を行うことが良く知られているが熱帯の場合、温度は常に高い値に保たれており、土壌中の生物活動を律速する要因にはなりにくい。しかし熱帯では、土壌に生息する多様な生物や不均一な土壌構造が、温帯や亜寒帯以上にダイナミックな土壌呼吸の変化をもたらす可能性がある。特に土壌中に生息するアリやシロアリ等の土壌動物は、それらの呼吸が生産するCO<sub>2</sub>量は土壌微生物や植物の根に比べてはるかに少ないものの、土壌環境を変えることで間接的に土壌呼吸に関わっていると予想される。そこで著者らは、熱帯林の土壌呼吸における時空間変動と土壌中の土壌動物との関係について、アリやシロアリなどの社会性昆虫寄与を検討してきた。本発表では、2009年よりマレーシア熱帯多雨林とタイの熱帯季節林において実施している土壌動物の営巣活動と土壌呼吸との関係に関する研究プロジェクトの概要を紹介する。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005491123
ID情報
  • CiNii Articles ID : 130005491123
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000347222586

エクスポート
BibTeX RIS