MISC

2004年5月13日

優先度学習を用いた自然言語処理(解析)

情報処理学会研究報告. 自然言語処理研究会報告
  • 磯崎 秀樹
  • ,
  • 賀沢 秀人
  • ,
  • 平尾 努

2004
47
開始ページ
105
終了ページ
110
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人情報処理学会

最近、自然言語処理においてSVMが利用されることが増えてきている。SVMは二値分類器としては高性能であるが、タスクによっては必ずして最良の方法とは限らない。たとえば英語依存構造解析は、各単語が同一文中のどの単語に係るかを決定するタスクであり、係り先として最良のものを選ぶ必要がある。またゼロ代名詞解消は、ゼロ代名詞が指している先行詞を推定するタスクであり、複数の指示対象の中から最良のものを選ぶ。これらのタスクは候補の優先度の比較が必要であり、SVMが最適とは言えない。そこで、この2つのタスクでSVMと優先度学習を用いた実験したところ、優先度学習の方が高精度であった。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002911719
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10115061
ID情報
  • ISSN : 0919-6072
  • CiNii Articles ID : 110002911719
  • CiNii Books ID : AN10115061

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