2021年4月 - 2024年3月
小児一般集団における感覚処理の縦断研究~感覚環境のユニバーサルデザインに向けて
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は、高知県の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の参加親子6500組を対象に、SPに関する質問票調査を保護者と児童本人にも実施することにより、児自身の感覚を浮き彫りにし、同時に、保護者による児の観察(=水面)とのギャップ・観察の背景となる保護者自身のSPの傾向・児の問題行動の原因を解明し、より早期で効果的な環境整備・発達支援に繋げることを目指すものである。2021年度までにエコチル調査の追加調査として実施することについては環境省の承認を取得をした。2021年度に、研究代表者と研究分担者(高橋・小松)にてパイロット調査について打ち合わせを実施し、高知大学医学部附属病院「子どものこころ診療部」にて、同年代の小児患者と保護者に対し、本調査で使用する質問票を用いたパイロット調査を行い妥当性と信頼性を検討する計画を検討した。しかし、コロナ禍、日々の診療現場への負担となることを避けるため、パイロット調査は延期とした。
- ID情報
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- 課題番号 : 21K10447
- 体系的課題番号 : JP21K10447