
森下 博文
Hirofumi Morishita
更新日: 2022/09/22
基本情報
- 所属
- Mount Sinai School of Medicine Department of Psychiatry, Neuroscience, &Ophthalmology, Child Health & Development Institute, Friedman Brain Institute Assistant Professor
- M.D.
- Ph.D.
- 学位
-
M.D., Ph.D.
- 研究者番号
- 20557780
- J-GLOBAL ID
- 201101007950513293
- researchmap会員ID
- B000004052
- 外部リンク
精神科臨床を通じ、発達の「臨界期」における遺伝子・環境相互作用の延長として精神疾患を理解する必要があると感じました。「視覚」とその発達障害の「弱視」の臨界期を基礎的モデルとして捉え、その分子メカニズムを解析をしています。
発達の臨界期が終了した大人では脳の可塑性は著しく減弱することが知られていますが、我々は最近、この分子基盤として、臨界期終了後に発現が上昇し可塑性を制限する「分子ブレーキ」とでも呼ぶべき分子群を同定しました。これらの分子を除くことにより、通常は回復困難な成体の弱視をマウスにて回復させることができました (Morishita et al. Science 2010)。
今後、脳の発達の基礎的知見を、統合失調症等の精神疾患の解明と克服に応用していきたいと考えています。
発達の臨界期が終了した大人では脳の可塑性は著しく減弱することが知られていますが、我々は最近、この分子基盤として、臨界期終了後に発現が上昇し可塑性を制限する「分子ブレーキ」とでも呼ぶべき分子群を同定しました。これらの分子を除くことにより、通常は回復困難な成体の弱視をマウスにて回復させることができました (Morishita et al. Science 2010)。
今後、脳の発達の基礎的知見を、統合失調症等の精神疾患の解明と克服に応用していきたいと考えています。
研究分野
10経歴
7-
2011年10月 - 現在
-
2006年6月 - 2011年10月
-
2005年10月 - 2006年5月
-
2005年4月 - 2005年9月
-
2001年4月 - 2005年3月
-
2000年6月 - 2001年3月
-
1994年4月 - 2000年3月
論文
10-
SCIENCE 330(6008) 1238-1240 2010年11月 査読有り
-
CURRENT OPINION IN NEUROBIOLOGY 18(1) 101-107 2008年2月 査読有り
-
CURRENT OPINION IN CELL BIOLOGY 19(5) 584-592 2007年10月 査読有り
-
JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY 281(44) 33650-33663 2006年11月 査読有り
-
JOURNAL OF BIOMOLECULAR NMR 31(4) 365-366 2005年4月 査読有り
-
NEUROREPORT 15(17) 2595-2599 2004年12月 査読有り
-
EUROPEAN JOURNAL OF NEUROSCIENCE 20(11) 2843-2847 2004年12月 査読有り
-
JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY 279(47) 49508-49516 2004年11月 査読有り
-
GENE 340(2) 197-211 2004年10月 査読有り
-
BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS 284(1) 142-149 2001年6月 査読有り
MISC
2-
生体の科学 57(3) 172-177 2006年5月
-
細胞工学 24(8) 839-846 2005年8月
所属学協会
2共同研究・競争的資金等の研究課題
2-
The Other Research Programs
-
その他の研究制度
学歴
2-
- 2000年
-
- 2000年