基本情報

所属
Mount Sinai School of Medicine Department of Psychiatry, Neuroscience, &Ophthalmology, Child Health & Development Institute, Friedman Brain Institute Assistant Professor
M.D.
Ph.D.
学位
M.D., Ph.D.

研究者番号
20557780
J-GLOBAL ID
201101007950513293
researchmap会員ID
B000004052

外部リンク

精神科臨床を通じ、発達の「臨界期」における遺伝子・環境相互作用の延長として精神疾患を理解する必要があると感じました。「視覚」とその発達障害の「弱視」の臨界期を基礎的モデルとして捉え、その分子メカニズムを解析をしています。

発達の臨界期が終了した大人では脳の可塑性は著しく減弱することが知られていますが、我々は最近、この分子基盤として、臨界期終了後に発現が上昇し可塑性を制限する「分子ブレーキ」とでも呼ぶべき分子群を同定しました。これらの分子を除くことにより、通常は回復困難な成体の弱視をマウスにて回復させることができました (Morishita et al. Science 2010)。

今後、脳の発達の基礎的知見を、統合失調症等の精神疾患の解明と克服に応用していきたいと考えています。

論文

  10

MISC

  2

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2

学歴

  2