2014年7月
衛星夜間光と合成開口レーダを用いた建物延床面積の推計モデルの開発
土木学会論文集G (環境)
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- 巻
- 70
- 号
- 6
- 開始ページ
- 97-106
- 終了ページ
- II_106
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
- DOI
- 10.2208/jscejer.70.II_97
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
持続可能な社会に向けて,社会に蓄積された資源の分布と動態を把握することが重要となるが,データの制約に伴い,全世界での資源蓄積を詳細なスケールで把握する新たな手法が必要である.本研究では,愛知・岐阜・三重・静岡の4県を対象に,全球で入手可能なデータとしてリモートセンシングデータであるDMSP-OLS Nighttime light data(衛星夜間光)とSAR(合成開口レーダ)による観測データを用いて建物延床面積の推計モデルの開発を,土地被覆を用いて都市域と非都市域に分類した上でそれぞれの地域について行った.推計結果の検証から,都市域での回帰式は線形・非線形いずれの式も誤差が±10%程度と高い精度を示したが,非都市域での回帰式は線形のみ高い精度を示した.今後は日本の他の地域や海外などで検証を重ねることが必要である.
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- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejer.70.II_97
- CiNii Articles ID : 130004726616