基本情報

所属
奈良県立大学 地域創造学部 准教授
学位
PhD.【宗教文献学】(フランス国立高等研究実習院 EPHE)
PhD.【歴史学(西欧近世史)】(フリブール大学)
修士【東洋史学】(東京大学)
D.E.A.【歴史学(ヨーロッパ史)】(ストラスブール大学(ルノー財団奨学金))
学士【美術史学】(東京大学)

連絡先
omata.rappo.hitominarapu.ac.jp
研究者番号
90835810
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0002-5022-2256
J-GLOBAL ID
201801015766399300
researchmap会員ID
B000304481

日欧のあいだで交わされた「他者」像の生成・流通・変容のダイナミズムを研究しています。近世にグローバル化した世界のなかで、日本はキリスト教というレンズを通してどのように見られ、理解され、語られてきたのか。西欧起源の「殉教」概念を軸に、ヨーロッパで形成された日本像がやがて日本自身の歴史叙述に内面化されていく過程を追跡してきました。とりわけ、近世と近代のあいだで断絶したかに見える日本像が実際には連続していることを、テキストとイメージ(図像や聖遺物などの物質文化)の両面からのアプローチによって明らかにすることを重視しています。テキストの分析には、テキストマイニングや遠読などデジタル・ヒューマニティーズの手法を本格的に導入し、言説の長期的な形成過程を数値化された指標から解析しています。

パリ高等研究実習院(EPHE、最優秀評価・審査員全員一致の賛辞付き)とフリブール大学(スイス)の二つの博士号を取得。ハーバード大学歴史学部客員研究員、ボストン・カレッジ、ローマ・スイス研究所、京都大学白眉センター准教授などを経て、現在は奈良県立大学准教授(テニュア)およびフランス国立極東学院(EFEO)連携研究員。

日本学士院学術奨励賞(2025年)、日本学術振興会賞(2024年)、サントリー学芸賞(2023年、『殉教の日本──近世ヨーロッパにおける宣教のレトリック』名古屋大学出版会)を受賞。フランス語の単著 Des Indes lointaines aux scènes des collèges(Aschendorff, 2020)には以下の書評があります。

【仏語】Annales. Histoire, Sciences Sociales 78-1 (2023), pp. 184–187, https://doi.org/10.1017/ahss.2023.60
【英語】The Journal of Ecclesiastical History 73-1 (2022), pp. 156–157, https://doi.org/10.1017/S0022046921001962
【仏語】ASDIWAL 16 (2021), https://www.asdiwal.ch/revue/pdf/no16/Asdiwal16-ComptesRendus14.pdf
【日本語】日仏東洋学会『通信』45 (2022), http://www.classics.jp/sofjeo/tsushin/vol45.pdf

自著の要約と今後の研究展望は、本サイトの論文セクションからPDFで読めます:「過去を研究するためにとる距離──自著『殉教の日本』から出発する「遠読」というデジタル・ヒューマニティーズ実践」(2024)。


書籍等出版物

  16

論文

  36

講演・口頭発表等

  59

共同研究・競争的資金等の研究課題

  12

その他

  9