MISC

1993年1月

カマン・カレホユック遺跡出土鉄遺物の自然科学的研究,第2報; 放射光蛍光X線分析と顕微赤外分光による2次元非破壊状態分析

アナトリア考古学研究,Vol.2(カマン・カレホユック2)
  • 中井 泉*
  • ,
  • 永野 哲志
  • ,
  • 田口 勇*

開始ページ
15
終了ページ
24
記述言語
日本語
掲載種別

当研究室では地下水・岩石相互作用に関する基礎研究の一部として、岩石中の水、鉄及び希土類元素等の化学形の分析を主に分光法により行なっている。このうち顕微赤外分光法は試料中のOH基やH$_{2}$Oに敏感なため、金属表面の鉄さびの非破壊分析にも適している。本報は、トルコのカマン・カレホユック遺跡出土古代鉄器の自然科学的研究の一部として、顕微赤外分光法及び放射光蛍光X線分析法の適用例を示し、古代の鉄遺物へのこれらの方法の有効性を検討したものである。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?2053166

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