津山幾太郎 (Ikutaro Tsuyama) - マイポータル

基本情報

所属: 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所北海道支所主任研究員

学位: 博士（農学）(筑波大学)

J-GLOBAL ID: 201801003819695153
researchmap会員ID: B000294737

【研究テーマ】
現在の植物の分布はどのように決まっているのか、どのような変遷を経て現在の様子に至ったのか、将来はどのように変化するのか、を研究しています。また、北方林を持続的に管理するため、環境条件ごとにどのような施業を行うのが良いのか、に関する研究も行っています。

研究キーワード

論文

Are disjunct populations of Betula costata in the Japanese Archipelago glacial relict? An attempt at verification by species distribution modeling

Takuto Shitara, Takaki Aihara, Arata Momohara, Ikutaro Tsuyama, Tetsuya Matsui

Ecological Research 2024年12月25日
Eight-Year Survival and Growth of Sakhalin Fir (Abies sachalinensis) Seedlings with One Weeding Operation: Impact of Mechanical Site Preparation, Vegetation Release, Summer Planting, Stock Type, and Forwarder Trail

Hisanori Harayama, Ikutaro Tsuyama, Takeshi Yamada, Mitsutoshi Kitao, Naoyuki Furuya, Kenichi Yazaki, Tetsuto Sugai, Akira Uemura, Shozo Sasaki, Hajime Utsugi

Forests 15(6) 1012-1012 2024年6月11日
Projected distributions of Mongolian rangeland vegetation under future climate conditions

Kohei Suzuki, Ikutaro Tsuyama, Radnaakhand Tungalag, Amartuvshin Narantsetseg, Tsagaanbandi Tsendeekhuu, Masato Shinoda, Norikazu Yamanaka, Takashi Kamijo

Journal of Plant Ecology 2024年4月15日
Range shift and introgression of three Japanese Abies species: insights from population genetic data and species distribution modeling

Kentaro Uchiyama, Sayaka Fujii, Ikutaro Tsuyama, Nobuyuki Tanaka, Suzuki Setsuko, Megumi K. Kimura, Yoshihisa Suyama, Yoshihiko Tsumura

TREE GENETICS & GENOMES 19(5) 2023年10月
Where do people vulnerable to deforestation live? Triaging forest conservation interventions for sustainable non-timber forest products

Makoto Ehara, Toshiya Matsuura, Hao Gong, Heng Sokh, Chivin Leng, Hong Narith Choeung, Rida Sem, Hisako Nomura, Ikutaro Tsuyama, Tetsuya Matsui …

Land Use Policy 131 106637-106637 2023年8月
森林作業道における作設後4 年までの土壌物理性の経年変化

佐藤弘和, 橋本徹, 山田健, 佐々木尚三, 岩﨑健太, 津山幾太郎, 倉本惠生

日本森林学会誌 105(4) 110-117 2023年4月30日査読有り
Effects of Seedling Size, Stock Type, and Mechanical Site Preparation Method on Initial Survival and Growth of Japanese Larch (Larix kaempferi) Seedlings

Hisanori Harayama, Ikutaro Tsuyama, Mitsutoshi Kitao, Takeshi Yamada, Naoyuki Furuya, Hajime Utsugi, Shozo Sasaki

Forests 14(4) 784 2023年4月11日査読有り
Growth and survival of hybrid larch F1 (Larix gmelinii var. japonica × L. kaempferi) and Japanese larch under various intensities of competition

Hisanori Harayama, Ikutaro Tsuyama, Akira Uemura, Mitsutoshi Kitao, Qingmin Han, Shigeo Kuramoto, Hajime Utsugi

New Forests 54(5) 945-961 2022年11月23日査読有り
Predicting Tectona grandis Suitability to Evaluate Potential Plantation Areas under Future Climate on Java, Indonesia

Eko PRASETYO, Fajar SETIAWAN, WIDIYATNO, Mohammad NA’IEM, Haruka OHASHI, Yoshihiko TSUMURA, Ikutaro TSUYAMA, Tetsuya MATSUI

Japan Agricultural Research Quarterly: JARQ 56(3) 269-281 2022年7月1日査読有り
Global estimates of stress-reflecting indices reveal key climatic drivers of climate-induced forest range shifts

Akiko Hirata, Yuji Kominami, Haruka Ohashi, Ikutaro Tsuyama, Nobuyuki Tanaka, Katsuhiro Nakao, Yasuaki Hijioka, Tetsuya Matsui

Science of The Total Environment 824 153697-153697 2022年6月
Assessing the regional-scale distribution of height growth of Cryptomeria japonica stands using airborne LiDAR, forest GIS database and machine learning

Katsuhiro Nakao, Daisuke Kabeya, Yoshio Awaya, Shin Yamasaki, Ikutaro Tsuyama, Hiromi Yamagawa, Kazuki Miyamoto, Masatake G. Araki

FOREST ECOLOGY AND MANAGEMENT 506 2022年2月
Influence of soil properties on the heartwood colour of Juglans mandshurica var. sachalinensis in a cool temperate forest (vol 67, 49, 2021)

Kobayashi Makoto, Elizaveta Susloparova, Ikutaro Tsuyama, Takuya Shimase, Satoshi Nakaba, Naoki Takahashi, Toshiya Yoshida

JOURNAL OF WOOD SCIENCE 67(1) 2021年12月
Climate change impacts on migration of Pinus koraiensis during the Quaternary using species distribution models

Takuto Shitara, Shunsuke Fukui, Tetsuya Matsui, Arata Momohara, Ikutaro Tsuyama, Haruka Ohashi, Nobuyuki Tanaka, Takashi Kamijo

Plant Ecology 222(7) 843-859 2021年7月
Genetic Distinctiveness but Low Diversity Characterizes Rear-Edge Thuja standishii (Gordon) Carr. (Cupressaceae) Populations in Southwest Japan

James R. P. Worth, Ichiro Tamaki, Ikutaro Tsuyama, Peter A. Harrison, Kyoko Sugai, Hitoshi Sakio, Mineaki Aizawa, Satoshi Kikuchi

DIVERSITY-BASEL 13(5) 2021年5月
127

Ten Years of Provenance Trials and Application of Multivariate Random Forests Predicted the Most Preferable Seed Source for Silviculture of Abies sachalinensis in Hokkaido, Japan.

Tsuyama, I, Ishizuka, W, Kitamura, K, Taneda, H, Goto, S.

Forests 11(10) 1058-1058 2020年9月30日査読有り招待有り筆頭著者
ライチョウを守れ温暖化で急減する「潜在生息域」

堀田昌伸, 津山幾太郎

グリーンパワー (496) 6-7 2020年4月招待有り
資源と需要のマッチングによる北海道人工林資源の保続・有効利用に向けて

古家直行, 山田健, 宗岡寛子, 猪俣雄太, 佐々木尚三, 津山幾太郎, 田中真哉, 天野智将, 石橋聡

北の森だより 23 8-9 2020年3月招待有り
Geographical Gradients of Genetic Diversity and Differentiation among the Southernmost Marginal Populations of Abies sachalinensis Revealed by EST-SSR Polymorphism

Kitamura Keiko, Uchiyama Kentaro, Ueno Saneyoshi, Ishizuka Wataru, Tsuyama Ikutaro, Goto Susumu

Forests 11 233 2020年3月査読有り招待有り
高山鳥ニホンライチョウへの温暖化影響を評価する

津山幾太郎, 堀田昌伸

北方林業 71(1) 9-12 2020年1月招待有り筆頭著者
トドマツ人工林伐採後の地がき施業によるカンバ等の更新への効果

伊東宏樹, 中西敦史, 津山幾太郎, 関剛, 倉本惠生, 飯田滋生, 石橋聰

森林総合研究所研究報告 18(4) 355-368 2019年12月査読有り

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MISC

北海道恵庭国有林におけるトドマツ人工林伐採跡の地がき施業から7年後のカンバ類の更新状況

伊東宏樹, 津山幾太郎, 石橋聰

森林総合研究所研究報告 23(2) 63-70 2024年6月査読有り
ネットゼロエミッションの達成のための高分解能森林吸収源評価モデルの開発

小南裕志, 平田晶子, 津山幾太郎, 松井哲哉, 石塚成宏, 酒井寿夫, 橋本昌司, 北原文章, 西園朋広, 山田祐亮 …

日本森林学会大会学術講演集 134th 2023年
ネットゼロエミッションの達成に資する森林吸収源評価枠組みの構築

松井哲哉, 石塚成宏, 柳田高志, 江原誠, 小南裕志, 津山幾太郎, 平田晶子, 酒井寿夫, 橋本昌司, 北原文章 …

日本森林学会大会学術講演集 134th 2023年
ネットゼロ目標に対する森林の貢献度評価に向けて

松井哲哉, 石塚成宏, 柳田高志, 江原誠, 小南裕志, 津山幾太郎, 平田晶子, 酒井寿夫, 橋本昌司, 北原文章 …

日本森林学会大会発表データベース 133 497 2022年5月30日
トドマツ人工林の森林作業道の土壌締め固め指数と地表植生の関係

倉本惠生, 佐藤弘和, 津田高明, 岩崎健太, 津山幾太郎, 橋本徹, 延廣竜彦, 佐々木尚三

北方森林研究 70(70) 53-55 2022年2月査読有り
トドマツ人工林主伐後のカンバ類天然更新 ―恵庭市における地がき実施後5年目の状況―

伊東宏樹, 中西敦史, 津山幾太郎, 関剛, 菊地賢, 石橋聡

北方森林研究 70 31-34 2022年2月査読有り
植栽に最適な苗木の産地を予測する - トドマツの場合 -

津山幾太郎

北の森だより 25 8-9 2021年3月筆頭著者
クリーンラーチの植栽2年後の樹高に及ぼす苗木の形質と立地の影響

原山尚徳, 津山幾太郎, 矢崎健一, 北尾光俊, 古家直行, 佐々木達也, 山田健, 佐々木尚三

日本森林学会大会学術講演集 132nd 2021年
トドマツ産地試験にもとづく植栽適地の再考

石塚航, 津山幾太郎

64(1) 7-13 2021年
広葉樹林における択伐および地がき施業が稚樹の更新に与える影響

中西敦史, 伊東宏樹, 津山幾太郎, 石橋聡, 延廣竜彦, 谷村亮, 山本茂

北方森林研究 69 17-20 2021年
日本の竹林分布に対する気候変動影響評価—拡大リスク増大下での適応にむけて

平田晶子, 髙野(竹中) 宏平, 相原隆貴, 中尾勝洋, 津山幾太郎, 唐勤, 松井哲哉, 肱岡靖明

環境情報科学論文集 ceis34 210-215 2020年12月7日
トドマツ人工林主伐後の地がきによるカンバの更新

伊東宏樹, 中西敦史, 津山幾太郎, 関剛, 倉本惠生, 飯田滋生

北の森だより 21(21) 4-5 2019年3月招待有り
気候変動緩和策は土地改変による負の影響を差し引いても生物多様性保全に貢献しうる

大橋春香, 長谷川知子, 平田晶子, 藤森真一郎, 高橋潔, 津山幾太郎, 中尾勝洋, 小南裕志, 田中信行, 肱岡靖明 …

日本生態学会大会講演要旨(Web) 66th ROMBUNNO.P2‐219 (WEB ONLY) 2019年2月9日
北海道根釧地域の38年生トドマツ産地試験地におけるアソシエーション解析

内山憲太郎, 種子田春彦, 石塚航, 津山幾太郎, 久本洋子, 北村系子, 後藤晋

日本生態学会大会講演要旨(Web) 66th 2019年
集材路での車両走行後における土壌物理性の回復

佐藤弘和, 津田高明, 岩崎健太, 橋本徹, 山田健, 佐々木尚三, 倉本惠生, 飯田滋生, 津山幾太郎

日本森林学会大会学術講演集 130th 2019年
機械地拵え地で隔年下刈りしたカラマツ類植栽苗の生残と成長

原山尚徳, 山田健, 上村章, 津山幾太郎, 倉本惠生, 北尾光俊, 宇都木玄, 佐々木尚三

日本森林学会大会学術講演集 130th 2019年
長野県北部のスギ林に設定した車両機折り返し走行試験地における林床植生の発達経過

倉本惠生, 鈴木秀典, 大矢信次郎, 小山泰弘, 戸田堅一郎, 佐藤弘和, 津山幾太郎

森林利用学会学術研究発表会講演要旨集 25th 2018年
北海道トドマツ保護林のEST‐SSRによる遺伝的多様性と分化

北村系子, 後藤晋, 石塚航, 内山憲太郎, 津山幾太郎, 久本洋子, 種子田春彦

日本生態学会大会講演要旨(Web) 65th ROMBUNNO.P3‐169 (WEB ONLY) 2018年
日本の寒帯・亜寒帯性針葉樹の分布と気候変動影響 (特集針葉樹の寒冷地適応と分布域の変遷 : 日本の針葉樹の現在と未来)

松井哲哉, 田中信行, 津山幾太郎

遺伝 : 生物の科学 72(1) 70-78 2018年1月
トドマツの標高適応に関連する生理形質の連鎖解析

後藤晋, 石塚航, 種子田春彦, 河野優, 鐘ケ江弘美, 岩田洋佳, 上野真義, 内山憲太郎, 久本洋子, 津山幾太郎 …

日本森林学会大会学術講演集 128th 210-93 2017年3月26日

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講演・口頭発表等

北海道における地がきカンバ林の施業適地の推定

津山幾太郎, 石橋聡, 嶋瀬拓也

第133回日本森林学会大会 2022年3月
天然更新を活かした地がきカンバ林の施業適地を予測する

津山幾太郎

令和3年度北海道地域研究成果発表会 2022年2月14日
植栽に最適な苗木の産地を予測する −トドマツの場合−

津山幾太郎

令和2年度北海道地域研究成果発表会 2021年2月15日
ニホンライチョウの潜在生息域から見た分布変遷と脆弱性評価

津山幾太郎, 松井哲哉

日本生態学会名古屋大会 2020年3月
コンテナ苗はどのような条件で有効なのか？〜北海道の場合〜

津山幾太郎

第129回森林学会 2018年3月
日本の針葉樹は気候変動でどのように分布が影響を受けるのか？

津山幾太郎

国際植物学会2017 2017年7月25日招待有り
コメツガの分布を規定する要因は何か？〜第四紀氷期の気候が現在の分布域に及ぼす影響〜

津山幾太郎

第64回日本生態学会 2017年3月
トドマツ人工林の地位を環境要因から推定する

津山幾太郎

第65回北方森林学会 2016年11月

研究分野

環境・農学 / 環境影響評価 /

委員歴

2020年4月 - 2022年3月

北方森林学会, 事務局（会計担当）

受賞

2015年3月

Journal of Forest Research論文賞, 日本森林学会

所属学協会

2013年 - 現在

北方森林学会
- 現在

日本森林学会
- 現在

日本生態学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

高標高産トドマツはなぜ早熟なのか：マツ科針葉樹における繁殖開始の遺伝的制御に迫る

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2023年4月 - 2026年3月

後藤晋, 北村系子, 津釜大侑, 内山憲太郎, 久本洋子, 津山幾太郎, 種子田春彦
東アジアと北米の温帯広葉樹の氷期・間氷期の分布変遷と種多様性との関係解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2020年4月 - 2024年3月

田中信行, 松井哲哉, 比嘉基紀, 津山幾太郎
長距離ジーンフローが卓越する針葉樹でなぜ高標高エコタイプが存在しうるのか？

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2020年4月 - 2023年3月

後藤晋, 北村系子, 内山憲太郎, 久本洋子, 津山幾太郎, 石塚航, 種子田春彦
林内機械作業による土壌・植生への攪乱とその持続性の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2016年4月 - 2020年3月

倉本惠生, 大矢信次郎, 佐藤弘和, 津山幾太郎
気候変動の影響緩和を目指した北方針葉樹の環境適応ゲノミクス

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 基盤研究(A) 2016年4月 - 2020年3月

後藤晋, 北村系子, 内山憲太郎, 久本洋子, 津山幾太郎, 石塚航, 種子田春彦
ニホンライチョウの分布変遷の解明と気候変化への脆弱性評価

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2016年4月 - 2020年3月

津山幾太郎, 松井哲哉, 江田真毅, 比嘉基紀, 西海功
樹木種の浸透性交雑を通した適応的遺伝子の獲得プロセスの解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2015年4月 - 2018年3月

内山憲太郎, 津山幾太郎, 上野真義, 津村義彦

津山幾太郎

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論文

MISC

講演・口頭発表等

研究分野

委員歴

受賞

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

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