MISC

2015年3月

LED及びフォトダイオードの$\gamma$線照射による劣化挙動

JAEA-Review 2014-050, JAEA Takasaki Annual Report 2013
  • 武内 伴照
  • ,
  • 花川 裕規
  • ,
  • 柴田 裕司
  • ,
  • 上原 聡明
  • ,
  • 上野 俊二
  • ,
  • 熊原 肇*
  • ,
  • 土谷 邦彦

開始ページ
終了ページ
33
記述言語
英語
掲載種別

水中でも伝送可能かつ耐放射線性をもつ可視光無線伝送システムの構築を目指して、LEDとフォトダイオード(PD)の$\gamma$線照射効果の評価を行った。照射劣化を評価するため、照射前後で、LEDの電流電圧特性や全光束及びPDの暗電流や受光感度を測定した。その結果、照射後に、LEDは全光束が減少するとともに樹脂レンズ部が着色したが、電流電圧特性はほとんど変化は無かった。PDは、受光感度が減少するとともに窓材の樹脂が着色したが、暗電流は高々10nA以下と低い値のままであった。これらの結果から、両素子の特性劣化の主因は半導体部分の劣化ではなく、樹脂の着色によるものであることが示唆された。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5046468

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