MISC

2010年7月

JSNSの中性子性能の際立つ特徴

Proceedings of 19th Meeting of the International Collaboration on Advanced Neutron Sources (ICANS-19) (CD-ROM)
  • 前川 藤夫
  • 及川 健一
  • 原田 正英
  • 勅使河原 誠
  • 甲斐 哲也
  • 春日井 好己
  • 明午 伸一郎
  • 大井 元貴
  • 二川 正敏
  • 渡辺 昇*
  • 梶本 亮一
  • 中村 充孝
  • 鳥居 周輝*
  • 神山 崇
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開始ページ
8
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別

JSNSの中性子性能の確認を行った。おもにNOBORU装置を、そして必要に応じて他装置も使用し、以下を確認した。(1)測定したスペクトル形状から判断し、水素モデレータ中のパラ水素割合が予測どおりほぼ1であった。これは、水素循環系に変換触媒を導入したことによる。(2)絶対スペクトル強度とパルス形状は、シミュレーション計算値とよく一致した。粉末回折装置SuperHRPDにおいて、世界最高分解能である0.035\%を確認した。(4)チョッパー装置である四季において、1MW出力換算で3$\times$10$^{9}$n/s/cm$^{2}$の中性子束を観測した。これは既存の核破砕中性子源では世界最高であり、時間平均強度においても強力な原子炉中性子源の値と肩を並べるものである。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5021630

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