MISC

2018年7月

廃棄物低減を目指すガラス固化技術高度化のための放射光利用

放射光
  • 岡本 芳浩
  • ,
  • 永井 崇之
  • ,
  • 塩飽 秀啓

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4
開始ページ
274
終了ページ
280
記述言語
日本語
掲載種別

ガラス固化技術は、放射性廃棄物の処理法として有望であるが、多くの種類の元素をガラス原料内に安定に閉じ込めることが要求されており、それらを確認する必要がある。我々は、元素選択性を有する放射光XAFS分析を利用し、様々なガラス固化試料における各元素の挙動を明らかにしてきた。さらに、イメージングXAFSの活用、XAFSデータの積み重ねにより、ガラス固化技術の高度化へ貢献する活動へと展開している。ここでは、それらの中から、高温スラグ融体の高エネルギーXAFS、高温ガラス融体のイメージング観察、およびイメージングXAFSによるホウケイ酸ガラス中の白金族元素分析の成果を紹介する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5062269
ID情報
  • ISSN : 0914-9287

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