共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

閉じこもりと精神症状に関する双生児研究 -国際比較による環境要因の検討-

文部科学省  科学研究費補助金(挑戦的萌芽)  挑戦的萌芽研究

課題番号
16K15978
体系的課題番号
JP16K15978
担当区分
研究代表者
資金種別
競争的資金

2008年より2年毎に継続して実施している中高年双生児を対象としたコホート研究により,うつ症状,自己効力感,食習慣,生活習慣(睡眠時間を含む),働き方,閉じこもり,疲労尺度などを調査した。その結果,自己効力感,疲労感,うつ症状の関連は,2種類の異なる遺伝要因により説明できること,自己効力感,疲労感,うつ症状のすべてに関連する遺伝要因と,疲労感とうつ症状には関連するが,自己効力感とは関連がない遺伝要因があることを明らかにした。
また,日本人の睡眠時間には遺伝要因が関連していないことを確認した。しかし,遺伝要因がないということは考えにくいため,何らかの大きな環境要因の影響が推測される。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K15978/16K15978seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K15978
ID情報
  • 課題番号 : 16K15978
  • 体系的課題番号 : JP16K15978