高次化Pu・MA管理のための高速炉炉心の検討,7; Pu・MA燃焼炉心におけるSiC構造材の核設計精度への影響
日本原子力学会2020年春の年会
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- 開催年月日
- 2020年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 福島
- 国・地域
- 日本
高速炉の主要エネルギー源としての役割が終わった将来のフェーズアウトモードにおける、高速炉を用いたPu・MA燃焼炉心の核設計精度を評価し、SiC構造材の使用が精度に与える影響を評価した。その結果、SiC構造材を使用することで、特にドップラ反応度の解析モデル及び断面積起因の不確かさが増加することを確認した。解析モデル起因不確かさに対しては超微細群補正の増加、断面積起因不確かさに対してはSiC構造材による中性子スペクトル変化に起因するNa-23弾性散乱、Am-241捕獲、U-238非弾性散乱の不確かさ増加が主に寄与し、SiC構造材自身の断面積の不確かさの寄与は小さいことを明らかにした。