MISC

2016年7月

第2回再処理施設の定期的な評価報告書

JAEA-Technology 2016-007
  • 白井 更知
  • ,
  • 三浦 靖
  • ,
  • 立花 郁也
  • ,
  • 大森 悟
  • ,
  • 和家 純一
  • ,
  • 福田 一仁
  • ,
  • 中野 貴文
  • ,
  • 永里 良彦

開始ページ
951
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2016-007

再処理施設の定期的な評価とは、保安活動の妥当性を確認し施設の安全性及び信頼性向上のための有効な追加措置を摘出・実施することにより、当該施設が安全な状態で運転を継続できる見通しを得る取り組みである。本報告書は、東海再処理施設における第2回の定期的な評価として、以下の4項目に係る評価を行った結果を取りまとめたものである。(1)保安活動の実施の状況の評価では、必要な文書、体制が整備され、保安活動が適切に展開されていることを確認した。(2)保安活動への最新の技術的知見の反映状況の評価では、最新の技術的知見が安全性を確保する上で適切に反映され、安全性・信頼性の向上が図られていることを確認した。(3)経年変化に関する技術的な評価では、安全上重要な施設及び海中放出管を対象に評価を行った結果、「着目すべき経年変化事象」に該当するものはなく、現状の保全を継続することにより、次回の高経年化対策までの供用を仮定した場合においても機器の安全機能が確保されることを確認した。(4)保全のために実施すべき措置に関する十年間の計画の策定では、経年変化に関する技術的な評価の結果から新たに取り込むべき追加保全策はないとの結論に至った。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2016-007
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5055877
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2016-007

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