MISC

2008年10月

プルトニウム資源の効率的かつ柔軟な利用を実現する軽水冷却高速炉概念

Proceedings of 16th Pacific Basin Nuclear Conference (PBNC-16) (CD-ROM)
  • 内川 貞夫
  • ,
  • 大久保 努
  • ,
  • 中野 佳洋
  • ,
  • 小林 登

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6
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記述言語
英語
掲載種別

革新的水冷却炉(FLWR)は、発電炉としての経験・実績が豊富な軽水炉技術に立脚して増殖による持続的なプルトニウムの多重リサイクル利用を目指した水冷却高速炉であり、同一炉心構成のもとで燃料集合体の仕様を変更することにより、将来の核燃料サイクル環境の進展に対応した柔軟かつ高度な資源の利用を実現するものである。これまでの設計研究により、1.0を越える転換比(核分裂性プルトニウム残存比)と負のボイド反応度係数を維持してプルトニウムの多重リサイクル利用が可能であることを確認している。本論文では、FLWRの全体概念と炉心設計に関する最新成果を紹介する。

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URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5014027

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