2016年11月
原子力機構-東海タンデム加速器の現状
Proceedings of 13th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan (インターネット)
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- 開始ページ
- 1413
- 終了ページ
- 1417
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
原子力機構-東海タンデム加速器施設における2015年度の加速器の運転日数は141日であった。最高運転電圧は18MVで、10日間の利用があった。11月に加速器の放電により一部の加速管に不調が生じ、運転電圧を低く抑えて運転を継続せざるを得なくなり、年度末には最高運転電圧は13MVまで下がった。利用されたイオン種は15元素(18核種、22のイオン種)である。利用分野は核物理36\%、核化学26\%、原子物理・材料照射33\%となっている。主な整備事項として、加速管の高エネルギー側にあるビームアパーチャーおよびファラデーカップ位置の再アライメントを行った。また、年度途中から不調となった加速管8本の交換作業を実施した。2015年度の加速器の運転・開発状況およびビーム利用開発について報告する。