論文

2015年2月

助産師のレオポルド触診法に現れる熟練性

日本母子看護学会誌
  • 執筆者
  • ,
  • 渡邊淳子
  • ,
  • 齋藤益子

8巻
2号
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)

助産師が妊婦健康診査で実施しているレオポルド触診法という基本的な技術に焦点を当て、助産師の行為に現れている熟練性を明らかにすることを目的に実施した。研究方法は、エスノメソドロジー法を参考とした探索的記述研究を用いた。具体的な方法として、5組に対し、妊婦健康診査場面でのやりとりを3台のデジタルビデオカメラで音声画像データを収集し、さらに助産師及び妊婦の判断・感情についてインタビューを実施した。分析は、音声データおよびインタビューデータを複数で質的に分析した。その結果、5名の助産師の経験年数は、12~30年であり、妊婦は妊娠30週~37週の初産婦であった。助産師の熟練性として、【実施中の情報を捉える視線】【状況の知覚と援助の実施における同時性】【自身の尺度で差異を把握する診断】【流れるように無駄のない所作】の4つの特徴を見出した。<br />
担当部分:研究計画、データ収集、データ分析および論文作成