2018年4月 - 2022年3月
近見に起因する立体視不全・心身疲労の発生機構の解明と回復法の研究開発
日本学術振興会 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は,眼科疾患のないVDT(Visual Display Terminals)作業者と若年者に両眼立体視不全が起きやすい事実を,行動学的,認知科学的手法を用いて究明し,機能回復方法を見いだすことを目的に行ったものである.
両眼視簡易検査器(OPUS OF II)を用いた大規模検査によって、若年者の6割近くが両眼立体視不正解者に該当することが分かった。また奥行き弁別において、単眼奥行き手がかりの影響を受けやすい被験者が不正解者に多く、そのうち繰り返し実験で正しく奥行きが判断できるようになる被験者がいることが分かった.このことから、被験者に応じた訓練を実施することが重要であることが示された。
両眼視簡易検査器(OPUS OF II)を用いた大規模検査によって、若年者の6割近くが両眼立体視不正解者に該当することが分かった。また奥行き弁別において、単眼奥行き手がかりの影響を受けやすい被験者が不正解者に多く、そのうち繰り返し実験で正しく奥行きが判断できるようになる被験者がいることが分かった.このことから、被験者に応じた訓練を実施することが重要であることが示された。
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- ID情報
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- 課題番号 : 18K12149
- 体系的課題番号 : JP18K12149