MISC

2014年7月

原子力機構のFRS施設の4MVペレトロン加速器を用いた単色中性子場

IAEA-TECDOC-1743, Annex (CD-ROM)
  • 谷村 嘉彦
  • ,
  • 古渡 意彦
  • ,
  • 吉富 寛
  • ,
  • 西野 翔
  • ,
  • 吉澤 道夫

開始ページ
133
終了ページ
138
記述言語
英語
掲載種別

原子力機構の放射線標準施設棟では、4MVペレトロン加速器を利用して、8keVから19MeVまでのエネルギー領域の単色中性子校正場を開発した。単色中性子は、陽子又は重陽子を加速して、ターゲット(スカンジウム,フッ化リチウム,チタン吸蔵トリチウム及び重水素ガス)に照射することにより発生させる。高圧ターミナルに設置されたパルス化装置により、加速粒子のパルス化が可能で、最小2nsのパルス中性子を発生できる。中性子フルエンスは、ボナー球測定器,リチウムガラス検出器、ポリエチレンコンバータ付き半導体検出器、BC501A有機液体シンチレーション検出器などを用いて評価した。当該校正場は、発生できる中性子フルエンス率が小さいため、放射化法を利用した核反応断面積の取得には不向きであるが、即発$\gamma$線などを利用した測定には有効である。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5040201

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