講演・口頭発表等

原子力機構・放射線標準施設におけるRI中性子線源を用いた減速中性子校正場の開発

日本保健物理学会第46回研究発表会
  • 西野 翔
  • ,
  • 谷村 嘉彦
  • ,
  • 江幡 芳昭*
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  • 吉澤 道夫
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  • 吉富 寛
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  • 川崎 克也

開催年月日
2013年6月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
千葉
国・地域
日本

一般的に、中性子線量計のレスポンスはエネルギー依存性が大きく、線量計を校正する際は、実際の作業現場に似たエネルギースペクトルをもつ中性子校正場を利用することが望ましい。原子力機構・放射線標準施設では、コンクリートを減速材に用いた減速中性子校正場を整備していたが、東日本大震災による被害を受け、現在使用を取りやめている。そこで、放射線標準施設では、熱中性子校正場に用いられている黒鉛パイル及び$^{241}$Am-Be中性子線源を用いた、新しい減速中性子校正場の構築を進めている。本講演では、新校正場の基本設計、及び中性子スペクトルや線量率など校正場特性の数値計算結果を報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5041069