2008年10月
日本における原子炉廃止措置の基本的考え方と「ふげん」の廃止措置
Proceedings of International Symposium on Advanced Mechanical and Power Engineering 2008 (ISAMPE 2008)
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- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
日本においては、役目を終えた原子力発電施設は5$\sim$10年の安全貯蔵の後に解体撤去することを基本としている。重水減速沸騰軽水冷却圧力管型原型炉である「ふげん」は、25年間の運転の後に原子炉を停止し、その廃止措置のための計画を整備してきた。本年2月に「ふげん」の廃止措置計画は認可され、2028年までに完了の予定で施設の解体に着手した。本稿では、日本における原子炉廃止措置の基本的考え方と「ふげん」の廃止措置について紹介する。