講演・口頭発表等

ナトリウム冷却型高速炉の原子炉容器内観察・補修技術の開発,5-2; 炉容器内で変形した集合体の遠隔回収技術の開発,3

日本原子力学会2011年春の年会
  • 皆藤 泰昭
  • ,
  • 芦田 貴志
  • ,
  • 宮本 一幸
  • ,
  • 伊東 秀明

開催年月日
2011年3月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
福井
国・地域
日本

高速実験炉「常陽」の炉内ラックでは、計測線付実験装置(MARICO-2)の試料部集合体のラッパ管の上部が変形した状態で移送用ポットから突き出ており、既設の取扱設備では回収できない。このため、炉心上部機構を取り外した開口部に回収装置を据え付け、炉容器バウンダリを確保した状態で遠隔操作により試料部集合体を引上げて回収する計画である。平成21年11月に実施した試料部引上げ試験では、変形した試料部集合体を把持して引上げたところ、試料部集合体とともに移送用ポットが引上げられた。よって、回収は移送用ポットを把持して試料部集合体と一体で実施することとし、炉容器内で移送用ポットの吊上げ試験を実施して回収方法の成立性を確認した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5029393