講演・口頭発表等

国際会議

高速炉の蒸気発生器伝熱管のUベンド部における3次元リモートフィールド渦電流探傷解析

36th Annual Review of Progress in Quantitative Nondestructive Evaluation (QNDE 2009)
  • Mihalache O.
  • ,
  • 山口 智彦
  • ,
  • 上田 雅司
  • ,
  • 月森 和之

開催年月日
2009年7月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
アメリカ合衆国

もんじゅの蒸気発生器伝熱管は、ナトリウムを冷却材として利用し、管長90mと長尺でヘリカル部,Uベンド部,直管部から構成されている。伝熱管の検査は、ナトリウムを抜き取った後に渦電流探傷試験を行うが伝熱管外面にはナトリウムが付着した環境となる。ナトリウムの付着状況やUベンド部などの曲がり部では直管部とは検査環境が変わり、それに応じた評価が必要となる。著者らは独自に開発した3次元の電磁場解析を用いて、実機環境を想定した複雑な伝熱管形状における渦電流信号の影響を確かめた。また、複雑形状での解析には時間がかかることから、解析時間の短縮が行えるコードの開発も行ったので、本会議にて発表する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5020348