2012年12月
MW級スポレーション中性子源用低放射化デカップラー材Au-In-Cd合金開発の現状; Au-In-Cd合金の第一回製造
Journal of Nuclear Materials
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- 巻
- 431
- 号
- 1-3
- 開始ページ
- 218
- 終了ページ
- 223
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1016/j.jnucmat.2011.11.017
J-PARCには、1MW核破砕中性子源が建設され、Ag-In-Cd合金がデカップラー材料(中性子吸収材)として使用されている。JSNSはAg-In-Cd合金を採用することで、MW級の核破砕中性子源として1eVのデカップリングエネルギーを実現している。しかしながらAg-In-Cdデカップラーは、中性子特性は優れているが、銀の中性子反応で生成する核種の線量が高いというデメリットがある。この問題を解決するために、Au-In-Cd合金が提案された。本研究では、Au-In-Cd合金を金の融点以下の温度で実際に作成することに成功した。また、作成したAu-In-Cd合金がデカップラーとして使用できることを確認するために、元素分布測定,熱伝達率測定を行った結果について報告する。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.1016/j.jnucmat.2011.11.017
- ISSN : 0022-3115
- eISSN : 1873-4820
- Web of Science ID : WOS:000313466000031