MISC

2016年6月

2MPa圧力条件下における4$\times$4バンドル内蒸気-水二相流ボイド率分布の計測

Transactions of the American Nuclear Society
  • Liu W.
  • ,
  • 永武 拓
  • ,
  • 柴田 光彦
  • ,
  • 高瀬 和之
  • ,
  • 吉田 啓之

114
開始ページ
875
終了ページ
878
記述言語
英語
掲載種別

原子力機構では、事故時炉心露出過程を明らかにするための炉内二相水位に深く関連する高温高圧低流量条件におけるボイド率特性の解明及び事故時炉心内二相流解析の予測精度の向上に関する研究を実施している。本報では、高温高圧低流量条件におけるバンドル内ボイド率分布データ及びコード検証するための気泡に関する詳細情報を取得することを目的として、ワイヤーメッシュセンサーを用い、高温高圧条件下でのバンドル内ボイド率データの取得を行っている。試験装置は、9$\times$9三層式ワイヤーメッシュセンサーを4$\times$4の模擬バンドル内に、軸方向2カ所に配置したものである。本報では、蒸気-水二相流に対して、1.6MPa(202$^{\circ}$C), 2.1MPa(215$^{\circ}$C)及び2.6MPa(226$^{\circ}$C)条件で実施した試験により得た、炉心スクラム後を想定した低流量条件でのバンドル内ボイド率分布計測結果について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5055796
ID情報
  • ISSN : 0003-018X

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