2006年 - 2008年
ナノベシクルとナノスフェアの経皮送達に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
微粒子の皮内デリバリーは、エレクトロポレーションの使用により可能であることが明らかとなった。微粒子の皮内デリバリー方法の確立は、ワクチンデリバリーだけでなく放出制御型、pH制御型および温度制御型微粒子製剤の皮内デリバリーを可能とすると考えられ、この研究結果は、新たな皮膚を介したデリバリーの一歩として非常に有用であると考える。しかしながら、微粒子の物理化学的性質(粒子径、ゼータ電位、粘弾性など)と皮内デリバリー効率や皮内分布など多くの検討がまだまだ必要であり、早急に検討が必要であると考える。
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- 課題番号 : 18590036
- 体系的課題番号 : JP18590036