研究ブログ

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科研費最終日

本日は科研費の最終日。
パンデミックのために海外との交流は十分に行えなかったが、用例に基づく概念の分析と大乗経典の対照表の作成が行えた。取りまとめを行っている最中であり、今までの記録は今後、別の形で記録したい。

北陸新幹線 妙高山

 

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2021年の振り返り

今年もコロナ禍が継続した。

勤務先が海外への渡航を認めないため、ハイデルベルグに行くことができなかった。

来年3月までの休暇中も渡航は厳しいだろう。

オンラインでの研究会は継続して実施し、軌道に乗ってきた。

本年も空海の『三教指帰』について研究を継続し、来年前半には本を出版する予定である。

来年は8月のIABS開催後にハイデルベルグに行くことができることを願っている。

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科研費研究会 第18回 2021/07/16

【日時】2021/06/18 JST 16:15-17:45

【場所】zoom

【内容】石井 「同一視される区分・領域としての法界-『大乗法界無差別論疏』を手がかりとして-」

【文献】『大乗法界無差別論疏』

【参加者】

【備考】

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備忘録

2年前の2019年6月26日から30日までベルリンを訪問した。
フンボルト財団の年に一度の全体ミーティング(Annual meeting)に参加するためである。
この後、今に至る2年間はオンラインでのミーティングになったことを考えると私はとても運がよかったといえる。
アレクサンダー・フォン・フンボルト生誕250年を記念して、6月26日にはメルケル首相が会場のフンボルト自由大学の講堂で講演を行った。
26.06.2019 - Rede Angela Merkel - 250. Geburtstag Alexander von Humboldt / FU Berlin
https://www.youtube.com/watch?v=nbMU5_smhzk
また6月27日にはベルビュー宮殿の広場に招待された。大統領がフンボルト研究者を大統領官邸に招くという、研究者を重視する国柄らしい。暑い日であったがよく晴れた日だった。
28日に他のフンボルト研究者とともに日本大使館に招待された。
新潟高田出身の八木大使と浄土真宗の話をすることになるとは思いもよらなかった。
同日夕方にはベルリン国立歌劇場でTRISTAN UND ISOLDEを鑑賞した。
私は気がつかなかったが、ベルリンに居住している作家・多和田葉子氏が来ていたとのことである。

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第65回国際東方学者会議発表 2021/5/15

第65回国際東方学者会議
65th INTERNATIONAL CONFERENCE OF EASTERN STUDIES
SYMPOSIUM V
〈大乗〉仏教 ―― 学派・教理・教判の異同とその背景を探る
(“Mahāyāna” Buddhism: Revisiting Differences between Schools, Tenets, and Doctrinal Classifications and Their Background)
15:30−16:10 FUJII Jun 藤井淳 (Japan): 中国の教判から見るインド初期大乗研究の問題点――「菩薩乗・仏乗・大乗」を中心に
(Problems in Research on Early Indian Mahāyāna Buddhism as Seen from Chinese Doctrinal Classifica-tions: With a Focus on “Bodhisattva Vehicle,” “Buddha Vehicle,” and “Great Vehicle”) (in Japanese)

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