基本情報

所属
岡山県立大学 保健福祉学部現代福祉学科 助教
学位
博士(社会学)(2025年2月 関西学院大学)

連絡先
k_nakamura1210fhw.oka-pu.ac.jp
J-GLOBAL ID
202101001596092438
researchmap会員ID
R000029238

関西、中国地域で次年度に開講される非常勤の講義科目があればご連絡ください。

「社会学」「社会学史」「理論社会学」「現代社会論」等が可能です。

他の講義科目につきましても、ご連絡をいただけましたら検討させていただきます。

 

現在の研究テーマは以下の通りです。

論文の抜き刷り等、ご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、お気軽にメールをいただければと思います。

共同研究についても、お声がけいただければと思います。

 

①現代社会の安全に関する研究

博士論文のテーマです。ミシェル・フーコーの安全メカニズムという議論をベースに、不安定化したといわれて久しい現代社会がいかにして一定の安定性を維持しているのかを、新型コロナウイルス対策などを事例に研究してきました。現在は、社会が統治される際に時間と空間がどのように取り扱われるのかを、理論ベースで分析しています。

 

②貿易港の統治に関する研究

貿易港がどのように秩序を維持し、統治されているのかを研究しています。現在は、明治期の開港から1960年代ころまでの港湾労働者(沖仲仕)が誰によってどのように管理されていたのかの分析を通して、当時の港の秩序維持メカニズムを明らかにしようとしています。今後は、コンテナの規格化や築港の際の空間の扱い方なども分析対象とする予定です。また、国内に限らず海外の貿易港も調査対象として視野に入れています。

 

③阪神間の地域に関する研究

阪神間という特殊な文化・地理的風土をもった地域がどのような特徴をもつ社会なのかを研究しています。現在は、神戸市東灘区にある一般財団法人住吉学園という団体の取り組みに着目して、地域共同体の形成と土地の関係について分析を進めています。今後は、阪神間モダニズム文化や阪神淡路大震災などの事例についても検討を行う予定です。


研究分野

  1

委員歴

  1

論文

  9

MISC

  3

書籍等出版物

  2
  • (担当:分担執筆, 範囲:社会学と社会システム)
    中央法規出版 2025年6月
  • (担当:分担執筆, 範囲:新型コロナウイルス対策と疫学的知による社会の統治)
    関西学院大学出版会 2025年3月8日 (ISBN: 4862833926)

講演・口頭発表等

  8

担当経験のある科目(授業)

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  10