基本情報

所属
関西学院大学 工学部 研究特別任期制助教
学位
学士(理学)(2015年3月 関西学院大学)
修士(理学)(2017年3月 関西学院大学)
博士(工学)(2020年7月 関西学院大学)

連絡先
katsu29yukkegmail.com
研究者番号
00898950
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0003-0682-453X
J-GLOBAL ID
202001020422895890
researchmap会員ID
R000007068

実験的・計算科学的両手法を用いた二次電池や燃料電池などのための新規電極材料の開発に興味があります。また、触媒反応機構に関する研究や自動反応予測システムなどにも興味があります。

兵庫県川西市出身です。関西学院大学の小倉鉄平教授のもとで2015年3月に学士(理学)、2017年3月に修士(理学)、2020年7月に博士(工学)を取得しました。学部・修士課程では、数値流体力学(CFD)と分子動力学(MD)を用いてバイオガスを燃料とする直接内部改質型固体酸化物燃料電池(SOFC)の3次元熱分布解析を行っていました。また、博士課程では、電場印加環境下における触媒表面活性の変化を量子化学計算と速度論シミュレーションを用いて理論的に解析を行っていました。

博士課程修了後は、2021年10月まで関西学院大学の小倉鉄平教授および吉川浩史教授の研究室に博士研究員として在籍しました。小倉教授のグループでは、SOFCに使われる金属酸化物の表面や界面における特性評価を量子化学計算を用いて従事していました。また、吉川教授のグループでは、電気化学的測定やX線吸収微細構造(XAFS)分析などの実験的アプローチを用いて二次電池の新規電極材料開発に取り組みました。

2021年11月から2023年7月までMassachusetts Institute of Technology(MIT)のWilliam H. Green教授の研究グループに博士研究員として在籍しました。このグループでの私の研究は、溶質/溶媒系におけるイオン化種の自動反応予測システム(Reaction Mechanism Generator, RMG)の改良を目的とした溶媒和効果の計算科学的研究及びガスクロマトグラフ(GC)および核磁気共鳴(NMR)を用いたケロゲンの熱分解の実験的測定とそのシミュレーションモデルとの比較に取り組みました。

現在は、放射光測定などの高度計測技術を駆使した酸化還元反応に伴う相挙動の解明などに取り組んでいます。


論文

  15

MISC

  4

講演・口頭発表等

  85

担当経験のある科目(授業)

  9

所属学協会

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1

学術貢献活動

  11

社会貢献活動

  6

その他

  8