Profile Information

Affiliation
Institute of history and culture
Degree
博士・修士(人間・環境学)(京都大学)
学士(文学)(立命館大学)

J-GLOBAL ID
201601006970215664
researchmap Member ID
B000266533

興味を持っているのは、東アジア地域の社会・生活、および人々の考えや信仰です。

その入口は、卒業論文の「中国、椅子式生活の始まり―魏晋南北隋唐の胡床(牀)を中心に―」でした。正史でインテリアが出てくると漢文を読んで使用方法と形状を推理し、また墳墓の出土品や画像資料をもとに実際の形から坐具を同定し、中国史における「腰掛ける」動作と椅子の登場を明らかにしました。

大学院以降は、中国明清期の白話小説を中心に、同時代の人たちが、「家」にいた女性に対し、どのようにイメージしてきたのか。住まいという空間で、年中行事や通過儀礼、そらから生活習慣を通じて、どのようなことを人々は考え、信仰してきたのか。ということに関心を持っています
(詳細は、論文の項目参照)。

合わせて、現代の急激な社会や国際的な情勢の変化において、東アジアの日々の暮らしのなかで、こうした人々の考えや信仰がどう変化し、あるいは継続してきたのか。新たな課題として、気になっております。

Research History

  4

Papers

  6

Misc.

  6

Social Activities

  3