講演・口頭発表等

東海再処理施設における低放射性廃液の処理技術開発,12; セメント固化のビーカー試験

日本原子力学会2015年秋の大会
  • 堀口 賢一
  • ,
  • 佐藤 史紀
  • ,
  • 山下 昌昭
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  • 小島 順二
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  • 門田 浩史*
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  • 新 大軌*
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  • 坂井 悦郎*

開催年月日
2015年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
静岡
国・地域
日本

低放射性廃棄物処理技術開発施設(LWTF)では、再処理施設より発生する低放射性の廃棄物(廃液, 固体の両者)を処理する計画である。このうち、低放射性の廃液としては、再処理施設より発生する低放射性の廃液を蒸発濃縮した「低放射性濃縮廃液」と、廃溶媒等の固化処理に伴い発生する「リン酸塩廃液」の2種類を対象としている。本報告では、このうち「低放射性濃縮廃液」の処理に用いるセメント固化技術の開発について報告する。低放射性濃縮廃液には環境基準の定められた硝酸性窒素に該当する硝酸塩が大量に含まれる。LWTFでは、その硝酸塩を炭酸塩に転換した廃液をセメント固化することを計画している。本報告では、炭酸塩を含む廃液(炭酸塩廃液)のセメント固化技術開発について、ビーカー試験の結果を報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5051910