2018年10月3日
ソーステイン・ヴェブレンは猫を飼っていたか-現代日本社会における「身代わりの消費」とその担い手たち
2018年度第2回人文・社会学ファカルティセミナー
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 東京国際大学
- 開催地
- 東京国際大学第1キャンパス(埼玉県川越市)
ヴェブレンの主著『有閑階級の理論』の理論構成を、副題に「制度の進化についての経済学的研究」とあるように一種の進化論として解釈し、その射程および整合性について批判的検討を試みた。同時に、同著作での鍵概念をなす「身代わりの消費」という発想に焦点を当て、現代日本社会のさまざまな現象についての適用可能性を探ることで、その今日的意義の再評価に努めた。講演原稿(20,000字程度)を作成、当日配布。