論文

査読有り
2008年

スピノザにおける生と死

スピノザーナ
  • 吉田量彦

9
開始ページ
137
終了ページ
157[含 ドイツ語文]
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
スピノザ協会

「死」とは生命原理そのものに内在する臨界点ではなく、常に生命の外部からそれを断ち切るように降り掛かってくるものだから、人生計画の中心に置いてしまえば人生そのものを倒錯へと導きかねない。死というもののこうした「分からなさ」を腹の底から「分かる」ことで、逆に「生」に対する常に変わらない積極的態度が確立されるとスピノザは考える。スピノザの特異な死生観とそこから得られる帰結を明らかにする試み。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/40016279797
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA1139634X
ID情報
  • ISSN : 1345-160X
  • CiNii Articles ID : 40016279797
  • CiNii Books ID : AA1139634X
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000008826495

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