2019年4月 - 2022年3月
地震波形伝送ネットワークとAIを用いた波形未来値予測による高性能な構造振動制御
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
日本国内では,強震モニタ等に代表される多数地点での地震波実時間常時観測が行われている.本研究では,地震外乱を受ける構造系の振動制御において,上記の観測網から遠隔地波形情報が取得可能であると想定し,遠隔地伝送波形情報を用いて地震波到達前から制御を行うことによって高い制御性能を実現する手法を開発することを目的として研究を行った.遠隔地震波と到達地震波を入力とした人工ニューラルネットワークを構成して到達地震波の未来波形時系列を推定し,推定未来波形を用いた予見制御手法を提案した.中越地震の記録波形によるシミュレーションを行い,フィードバックのみの制御性能を大きく上回る制御性能が得られることを示した.
- ID情報
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- 課題番号 : 19K04254
- 体系的課題番号 : JP19K04254
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
4-
17th World Conference on Earthquake Engineering, 17WCEE 2021年10月2日
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Dynamics and Design Conference 2021 2021年9月15日
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Dynamics and Design Conference 2021 2021年9月15日
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Dynamics and Design Conference 2021 2021年9月13日