2021年12月
【介護予防に今こそ必要なリハビリテーション】通いの場づくり 日本老年学的評価研究機構(JAGES)の知見から
総合リハビリテーション
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- 巻
- 49
- 号
- 12
- 開始ページ
- 1163
- 終了ページ
- 1168
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)医学書院
<文献概要>はじめに 地域における介護予防の取り組みにおいて,通いの場をはじめとする地域活動が重要視されている.しかし,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により,感染予防や感染への恐れから外出を自粛する高齢者や活動を制限された通いの場は多い.このような社会参加・交流,通いの場の活動制限が長引くことで,COVID-19による健康一次被害以外の健康二次被害(要介護リスク悪化など)が生じている.本稿では日本老年学的評価研究(Japan Gerontological Evaluation Study;JAGES)の知見を踏まえながら,介護予防施策の変遷,狭義と広義の通いの場の考え方,通いの場にかかわるエビデンス,COVID-19感染拡大による通いの場への影響と健康二次被害,通いの場の立ち上げや運営の進め方について紹介する.
- ID情報
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- ISSN : 0386-9822
- eISSN : 1882-1340
- 医中誌Web ID : VC09110009