時田 恵一郎
トキタ ケイイチロウ (Keiichiro Tokita)
更新日: 03/21
基本情報
- 所属
- 名古屋大学 大学院情報学研究科 複雑系科学専攻 多自由度システム情報論 教授
- 学位
-
工学士(早稲田大学)理学修士(早稲田大学)博士(理学)(東京大学)B. Eng.(Waseda University)Ms. Sci.(Waseda University)Dr. Sci.(The University of Tokyo)
- 連絡先
- tokitanagoya-u.jp
- 通称等の別名
- TOKITA Kei
- 研究者番号
- 00263195
- J-GLOBAL ID
- 200901008505756788
- Researcher ID
- M-5057-2014
- researchmap会員ID
- 1000317290
- 外部リンク
個々のものは単純な働きしかしなくて単純な式で記述できるのに、数が増えるとその全体は非常に複雑な振る舞いをする、そういうものがこの世界にはたくさんあります。複雑系科学の創始者のひとりである,ノーベル物理学賞受賞者のP. W. アンダーソンは,「量は質を変える(“More is different”)」という複雑系の本質を見事に表現した有名な言葉を残しています.生態系、細胞内の代謝系、免疫系、生体高分子、神経回路網(ニューラルネットワークや深層学習など)、組み合わせ最適化問題、情報システム、経済システム、社会システムなどがその例です。それらの複雑系を、非線形力学、統計物理学、計算物理学などの手法を用いて数理的に理解し、制御するための方法を研究しています。これらは一見全く異なる研究分野の問題なのですが、比較的単純なものが多数集まり、複雑な相互作用で影響しあうことにより創発するマクロな現象という点で数理的に密接な関係があります。これらを統一的な視点で眺めることにより逆に個々の理解が深まるという場合が少なくありません。アリの研究や,社会生物学の創始者としても有名な,進化生物学者E. O. ウィルソンは,複雑系科学を通じた様々な分野の知の統合を「コンシリエンス」と呼んでいます.数学や物理の解析的なアプローチからスーパーコンピューターやGPUを用いた大規模シミュレーションまで、様々な手法を駆使して新しい研究領域を開拓しようとしています。
経歴
18-
2019年4月 - 現在
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2017年4月 - 現在
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2013年4月 - 現在
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2013年4月 - 現在
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2022年4月 - 2023年3月
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2019年4月 - 2021年3月
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2017年4月 - 2019年3月
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2014年4月 - 2017年3月
-
2013年4月 - 2017年3月
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2011年10月 - 2017年3月
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2007年4月 - 2013年3月
-
2000年4月 - 2007年3月
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2003年10月 - 2004年8月
-
2003年10月 - 2004年8月
-
1994年4月 - 2000年3月
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1996年8月 - 1998年8月
-
1996年8月 - 1998年8月
学歴
3-
1991年4月 - 1994年3月
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1989年4月 - 1991年3月
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1985年4月 - 1989年3月
主要な委員歴
5論文
28-
Proceedings of AROB-ISBC-SWARM 2024 1338-1342 2024年1月 査読有り最終著者責任著者
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Proceedings of the Joint Symposium of AROB-ISBC-SWARM 2023 1398-1401 2023年1月25日 査読有り筆頭著者
-
Proceedings of the Joint Symposium of AROB-ISBC-SWARM 2023 1343-1348 2023年1月25日 査読有り最終著者
-
Journal of Statistical Mechanics: Theory and Experiment 2022 103403-1-103403-14 2022年10月12日 査読有り最終著者
-
Physical Review E (104) 014404 2021年7月8日 査読有り最終著者
-
第26回交通流と自己駆動粒子系シンポジウム論文集 (26) 1-4 2020年12月 査読有り筆頭著者
-
京都大学数理解析研究所講究録 (2166) 54-58 2020年7月 責任著者
-
京都大学数理解析研究所考究録 (2166) 72-76 2020年7月 責任著者
-
日本物理学会講演概要集 75.1 2805-2805 2020年
-
JOURNAL OF STATISTICAL MECHANICS-THEORY AND EXPERIMENT 113502 2016年11月 査読有り
-
Physical Review E 94 022312 2016年8月23日 査読有り
-
PHYSICAL REVIEW E 94(2) 2016年8月 査読有り
-
日本物理学会講演概要集 71 2790-2790 2016年
-
日本物理学会講演概要集 71 2788-2788 2016年
-
Advances in Science, Technology and Environmentology (ASTE, Waseda University) 000 2015年2月 査読有り招待有り
-
POPULATION ECOLOGY 57(1) 53-62 2015年1月 査読有り招待有り
-
SCIENTIFIC REPORTS 5 7939 2015年1月 査読有り
-
24TH IUPAP CONFERENCE ON COMPUTATIONAL PHYSICS (IUPAP-CCP 2012) 454 012038 (7pages) 2013年 査読有り
-
INTERNATIONAL JOURNAL OF BIOMATHEMATICS 5(3) 1260024 (9 pages) 2012年5月 査読有り
-
PHYSICAL REVIEW E 78(3) 031924 (11 pages) 2008年9月 査読有り
MISC
35-
2018年度人工知能学会全国大会(第32回) 32nd 2018年6月5日
-
Journal of Statistical Mechanics: Theory and Experiment 2016 113502-113502 2016年11月16日
-
日本物理学会講演概要集 67(2) 244-244 2012年8月24日
-
日本物理学会講演概要集 66(2) 224-224 2011年8月24日
-
日本物理学会講演概要集 65(2) 291-291 2010年8月18日
-
数理解析研究所講究録 1706 1-14 2010年8月
-
数理解析研究所講究録 1698 144-151 2010年7月
-
日本物理学会講演概要集 65(1) 357-357 2010年3月1日
-
日本物理学会講演概要集 63(1) 311-311 2008年2月29日
-
日本物理学会講演概要集 62(2) 290-290 2007年8月21日
-
日本物理学会講演概要集 62(2) 256-256 2007年8月21日
-
日本物理学会講演概要集 62(2) 257-257 2007年8月21日
-
日本物理学会講演概要集 62(1) 240-240 2007年2月28日
-
数理科学 45(2) 56-60 2007年2月
-
日本物理学会講演概要集 61(2) 193-193 2006年8月18日
-
日本物理学会講演概要集 61(2) 245-245 2006年8月18日
-
日本物理学会講演概要集 61(2) 191-191 2006年8月18日
-
日本物理学会講演概要集 61(2) 192-192 2006年8月18日
-
情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 47(1) 68-77 2006年2月15日
-
日本物理学会講演概要集 60(2) 219-219 2005年8月19日
書籍等出版物
15-
Springer 2021年10月27日 (ISBN: 9789811644573)
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Springer 2019年1月10日
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東京大学出版会 2018年1月10日 (ISBN: 9784130603201)
-
岩波書店 2013年2月26日
-
丸善 2009年12月26日 (ISBN: 9784621081259)
-
京都大学出版会 2009年8月
-
サイエンス社 2008年7月
-
共立出版 2006年9月
-
エヌ・ティー・エス 2006年8月
-
共立出版 2006年6月
-
サイエンス社 2005年12月
-
共立出版 2003年6月
-
産業図書 2001年7月
-
朝倉書店 2000年4月
-
Perseus Books 2000年
講演・口頭発表等
89-
日本物理学会2023年春季大会 2023年3月23日 日本物理学会
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日本物理学会2023年春季大会 2023年3月23日 日本物理学会
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AROB-ISBC-SWARM 2023 2023年1月26日 International Society of Artificial Life and Robotics
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AROB-ISBC-SWARM 2023 2023年1月25日 International Society of Artificial Life and Robotics
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第60回日本生物物理学会年会 2022年9月30日 日本生物物理学会
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Roles of heterogeneity in non-equilibrium collective dynamics 2022 (RHINO 2022) 2022年9月17日 Japan Society for Promotion of Science, and Asia Pacific Center for Theoretical Physics
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Roles of Heterogeneity in Nonequilibrium Collective Dynamics 2022 (RHINO2022) 2022年9月16日 Japan Society for Promotion of Science, and Asia Pacific Center for Theoretical Physics 招待有り
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日本物理学会2022年秋季大会 (物性) 2022年9月14日 日本物理学会
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日本物理学会第77回年次大会 2022年3月15日
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日本物理学会第77回年次大会 2022年3月15日
-
日本物理学会2021年秋季大会 2021年9月23日 日本物理学会
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日本物理学会2021年秋季大会 2021年9月22日 日本物理学会
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2021年日本数理生物学会年会 2021年9月15日 日本数理生物学会
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2021年日本数理生物学会年会 2021年9月15日 日本数理生物学会
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第68回日本生態学会大会 2021年3月18日 日本生態学会
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日本物理学会第76回年次大会 2021年3月14日 日本物理学会
-
第6回数理生物学交流発表会 2021年3月7日 静岡大学
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THE AI Powered by 日本HP 2021年1月18日 日本HP株式会社,株式会社レッジ 招待有り
-
汽水域合同研究発表会2021 2021年1月9日 島根大学・エスチュアリー研究センター
-
第26回交通流と自己駆動粒子系シンポジウム 2020年12月10日 交通流数理研究会
担当経験のある科目(授業)
22主要な共同研究・競争的資金等の研究課題
20-
生物系特定産業技術研究支援センター ムーンショット型農林水産研究開発事業 2020年4月 - 2025年3月
メディア報道
6-
2022年11月17日 インターネットメディア
-
日経クロステック 2022年11月17日 新聞・雑誌
-
科学新聞 2022年11月4日 新聞・雑誌
-
日経バイオテク 2022年11月2日 インターネットメディア
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大学ジャーナル 2022年11月1日 インターネットメディア
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日本の研究.com 2022年10月19日 インターネットメディア
社会貢献活動
5